新倉庫の引越しに伴うシステム導入と物流改善を実地

物流改善代行事例 E社様

主な取り扱い商材:鰹節や調味料など

業種:調味料などの食品製造・卸

業態:製造業

抱えていたお悩み

営業が倉庫業務を兼務していたため、営業スタッフに多くの業務負担がありました。また、在庫管理が不十分で、定数管理ができていないため過剰在庫が発生していました。さらに、何がどこにあるのか把握できず、出荷時に取り違え・誤出荷が発生することがありました。

明確な業務ルールがなく、長年の経験が必要で、新人が作業を行うことがかなり困難な状態だったため、アルバイトの起用が難しい状況でした。また、繁忙期により出荷が増えた際に物流機能が追いつかなくなる懸念もありました。

業務内容に応じた倉庫レイアウトが実施されておらず、効率的な作業が難しい状態でした。

1番の懸念点として新倉庫への引越し業務が滞っており、引越しのプランニングとそれに伴い倉庫業務の改善を行って行きたいとのご相談を受けました。

三協の実施した内容

営業の社員が出社した際には配達準備が整っている状態にし、各部門が本来の業務に集中できるように物流体制を構築しました。これにより、営業は配達準備に時間を割かずに、営業本来の活動に専念できるようになりました。

次に、新倉庫への引越しと同時に在庫精度を100%にするためのWMS(倉庫管理システム)を導入し、在庫管理の精度を大幅に向上させました。また、売上が倍になってもびくともしない業務フローを構築し、業務量の増加にも柔軟に対応できる体制を整えました。

さらに、新人でも簡単に作業できるフローを構築し、業務の標準化を図りました。これにより、新人がすぐに戦力となるだけでなく、アルバイトでも即戦力として活躍できるほど業務の効率が向上しました。

加えて、アルバイトを雇用することで業務量に応じて人員を適切に配置できるようにし、労働力の最適な活用を実現しました。

改善の結果

営業スタッフの早出や残業が激減し、本来の業務に集中できるようになりました。その結果、効率的な働き方が実現しました。新倉庫への引越しに伴い、倉庫スペースの圧縮を行い、有効に活用できるようになりました。

WMS(倉庫管理システム)の導入により在庫をデジタル管理することで、在庫精度と作業効率が飛躍的に向上しました。これにより、社員は生産的な業務に時間を割けるようになり、ワークライフバランスが改善され、満足度と生活の質が向上しました。

また、アルバイト人員も正確に作業を行うことができ、作業の信頼性と品質が向上しました。これらの改善策により、業務全体の効率化と品質向上が達成され、会社全体のコスト削減と売上の向上につながりました。

具体的な数字の伸び率

物流従業員数 営業兼務15名 → 専任社員3名+アルバイト7名  改善結果 5名減

残業時間 月平均45時間/人 → 月平均5時間/人 改善結果  1人40時間の削減

坪数 約500坪 → 約350坪 改善結果 150坪の削減

誤出荷の頻度 2日に1件 → 半年で1件 改善結果 70件の削減

企業情報

SKU数
1760件
業種
調味料などの食品製造・卸

物流改善代行事例 E社様

主な取り扱い商材: 鰹節や調味料など

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